カシオ計算機は22日、ゴルフスイングの分析に役立つウェアラブルセンサー「CMT-S10G」を発表した。12月16日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は30,000円前後の見込み。

「CMT-S10G」と取り付けイメージ

アプリの画面例

スラックスのウエスト部分などに取り付けて使う、ゴルフスイング分析用のウェアラブルセンサー。加速度センサー、方位センサー、ジャイロセンサーを搭載し、付属のクリップアタッチメントで腰に取り付けてスイングをすると、前傾、回転、水平という3方向の角度を計測できる。

計測データは、スマートフォンと連携して表示・分析が可能。使用するアプリはリモート撮影用アプリ「EXILIM Connect for GOLF」と、再生・分析用アプリ「EXILIM Analyzer for GOLF」の2種類。iOS用とAndroid用が用意される。これらアプリの「CMT-S10G」対応バージョンは、製品発売と同時に提供される。

動作イメージ

ゴルファー向けデジタルカメラ「EX-SA10」との連携も可能で、ハイスピード動画と組み合わせたスイング分析が行える。アドレス、トップ、ダウン、インパクト、フィニッシュの5ポジションを判別し、動画へのタグ付けにも対応。タグから頭出し再生をしたり、速度の異なる2つのスイング重ねて違いを分析したりもできる。「CMT-S10G」がアドレスやフィニッシュなどのフォームを感知し、「EX-SA10」が自動でスイング撮影を行う。

通信機能は、IEEE802.11b/g/n無線LANとBluetooth 4.1に対応。電源としてリチウムイオン充電池を内蔵。本体サイズはW43.3×D12×H59mm、重量は約31g。

アプリの画面例