アドバンスト・メディアは16日、2009年11月の発売以来139社1万2,700席以上の導入実績を持つ同社のAmiVoice Communication SuiteにAI技術や感情解析技術を搭載した新製品「AmiVoice Communication Suite3」の開発を発表。2017年春より販売を開始する。

AmiVoice Communication Suiteは、コールセンター業務などオペレータとの会話を音声認識技術で文字化、VOC(Voice of Customer)や通話モニタリングによるコンプライアンス対策などを可能とするソリューション。今回同社が開発した「AmiVoice Communication Suite3」では、オペレータの座席に即した形で、顧客との会話や時間、感情など色やアイコンで表示。通話時間や会話内容でアラートを設定でき、チャット機能でオペレータとスーパーバイザ(管理者)は現場で起こるリスクに迅速に対応できる。また、AI機能も搭載しており、発話したキーワードを検知、会話内容の意図を解釈して必要資料を自動で表示する。

「AmiVoice Communication Suite3」新機能の画面(画面は開発中のもの)

なお、「AmiVoice Communication Suite3」は、1月17日(木)~18日に池袋サンシャインシティ・コンベンションセンターにて開催される「第17回 コールセンター/CRM デモ&コンファレンス2016 in 東京」で参考出展される。