米Razerは10月20日(現地時間)、ゲーミングノートPCの最上位機種「Razer Blade Pro」の新モデルを発表した。GeForce GTX 1080、メカニカルキーボード、17.3インチの4Kディスプレイを備えており、同社はRazer Blade Proを「The Desktop in your Laptop (ラップトップに詰め込まれたデスクトップ)」とアピールしている。
CPUは第6世代Intel Core i7-6700HQ(4コア/2.6GHz、3.5GHz/Turbo Boost、Hyper-Threading)だが、グラフィックスにPascalアーキテクチャのGeForce GTX 1080 (8GB GDDR5X)を搭載。メモリーは32GB (DDR4、2133MHz)、ストレージはPCIe M.2接続のSSD (512GB/1TB/2TB)とハイパフォーマンスな構成だ。NVIDIAのVR推奨要件を満たす「VR Ready」に対応し、対応VRヘッドセットと共にVR環境を快適に楽しめる。
17.3インチのディスプレイは、3,840×2,160ドットのUHD+タッチ対応のIGZO液晶。キーボードは、1680万色のライティングエフェクトをサポートする「Razer Chroma」キーボードで、Chroma対応のライティングオプションを利用できる。メカニカルスイッチを低いプロファイルに収めたUltra-Low-Profile Switchを採用。押下圧は65グラム。ノートPCの要求を満たす薄さで、メカニカルキーボードのパフォーマンスと操作感を実現している。
他の仕様は、OSがWindows 10 64bit。インタフェースはHDMI 2.0、USB 3.0×3、Thunderbolt 3(USB Type-C)、SDXCカードリーダーなど。通信機能は、Gigabit Ethernet 10/100/1000、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1。
本体サイズはW424×D281×H22.5ミリ、重量は3.54キロ。アルミニウムのユニボディ、熱を拡散してホットスポットを無くし効率的に排気する冷却機構によって、大型のゲーミングノートPCをスリムなデザインにまとめた。付属のACアダプターもW86×D194.1×H17~28ミリとスリムだ。
価格は3,699ドルから。Razerzone.comで11月に発売になる。