ニコンイメージングジャパンは15日、防水対応のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX W100」を発表した。ブルー、ピンク、マリンの3色を用意。10月下旬より発売する。価格はオープン。

ブルー

ピンク

マリン

さまざまなレジャーシーンで安心して使えるタフボディのコンパクトデジタルカメラ。IPX8相当の防水性能を備え、水深10mで60分までの撮影が可能。防塵性能はIP6X相当で、耐衝撃性能は「MIL-STD 810F Method 516.5-Shock」準拠。1.8mの落下試験をクリアしている。耐寒性能は-10度まで。

有効画素数は1,317万画素で、光学3倍ズームのNIKKORレンズを搭載。電子ズーム領域でも解像感を保ち最大6倍までズームできる「ダイナミックファインズーム」も利用可能。水中の人物の顔を自動撮影する「水中顔フレーミング」や、主要な被写体を検出してピントを合わせる「ターゲットファインドAF」など、多彩な撮影機能も備えている。撮影が難しいとされる車のライトの流れや、星の動きなどをきれいに撮影できる「光の軌跡をのこす」(静止画)も新たに搭載された。

BLE(Bluetooth low energy)テクノロジーに対応し、スマートフォン用アプリ「SnapBridge」を導入すれば、COOLPIX W100とスマートデバイスを接続し、COOLPIX W100で撮影した写真をスマートデバイスへと送信できる。新たな画像エフェクトとして、写真をデコレーションするスタンプ機能21種類と、斜線を付けて写真をマンガ風に加工できるマンガ効果3種類も追加された。

主な仕様は、撮像素子が1/3.1型原色CMOS、レンズの開放F値がF3.3~F5.9、レンズ構成が5群6枚、対応感度がISO125~ISO1600。2.7型液晶ディスプレイは約23万ピクセル。記録メディアは内蔵メモリ(約22MB)のほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードが利用可能。記録形式は静止画がJPG、動画がMP4(H.264)、動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット/30fps。

通信機能はIEEE802.11b/g無線LANと、Bluetooth 4.1に対応。電源は充電池「EN-EL19」を使用する。撮影枚数は、静止画が約220枚、動画撮影時間が約1時間30分。本体サイズは約W109.5×D38×H67mm、重量は約177g(電池およびSDメモリーカード含む)。