Lenovoは、Motorolaブランドのスマートフォン新モデル「Moto Z Play」と、Moto Zシリーズの背面に装着して利用できる拡張モジュール「Moto Mods」の新モジュール「Hasselblad True Zoom」を発表した。

Moto Zシリーズの普及価格帯モデル「Moto Z Play」

Moto Z Playは、Moto Zシリーズの中で普及価格帯として位置づけられるAndroidスマートフォン。SoCにSnapdragon 625を採用し、RAMは3GB、内蔵ストレージは32GBまたは64GB。主な仕様は以下にまとめたとおりで、すでに登場済みのMoto Zシリーズに比べてスペックはやや抑えられているが、普及価格帯を狙った製品としては標準的だ。

Moto Zシリーズの普及価格帯モデル「Moto Z Play」

  • OS: Android 6.0.1
  • CPU: Snapdragon 625
  • 内蔵メモリ: 3GB
  • ストレージ: 32GB/64GB
  • ディスプレイ: 5.5型有機EL(Super AMOLED)
  • ディスプレイ解像度: 1,080×1,920ピクセル
  • メインカメラ: 1,600万画素/f2.0レンズ
  • サブカメラ: 500万画素
  • バッテリ容量: 3,510mAh
  • Wi-Fi: 802.11a/b/g/n
  • Bluetooth: 4.0 LE
  • LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28(グローバルモデル)、2/3/4/5/7/13(北米モデル)、1/3/7/26/38/39/40/41(中国モデル)
  • 本体サイズ: 76.4(W)×156.4(D)×6.99(H)mm
  • 重量: 165g

ディスプレイには、登場済みのMoto Zシリーズ同様、有機ELパネルを採用。表示解像度は1,080×1,920ドットと、上位モデルよりやや劣るが、液晶に比べて圧倒的な高輝度・高コントラストで、表示品質は申し分ない。

ディスプレイは、5.5型有機ELで、表示解像度は1,080×1,920ピクセル。有機ELらしく高輝度・高コントラストで表示品質に優れる

ディスプレイ下部には、指紋センサーを配置。普及価格帯のスマートフォンでも徐々に指紋センサーを搭載する製品が増えてきているが、手軽にセキュリティ対策を施せるという意味で重宝するだろう。また、本体下部のUSBポートにはUSB Type-Cコネクタを採用している。

底面。USB端子にはUSB Type-Cを採用

左側面

上部

右側面

背面

Moto Z Playは、Moto Zシリーズ同様、拡張モジュールのMoto Modsに対応しており、背面にはMoto Mods用の接続端子が備わっている。リアカメラ部の形状も含め、本体のデザインは既に登場しているMoto Zシリーズと大きく変わらない。発表済みの拡張バッテリーパック「Power Pack」やプロジェクターモジュール「Moto Insta-Share Projector」、外部スピーカー「JBL SoundBoost」などのMoto Modsモジュールも問題なく利用できる。

背面下部には「Moto Mods」向け接続端子を装備

Moto Zシリーズ同様、背面に各種Moto Modsを装着し機能拡張できる

背面カバーも着せかえ自在

ディスプレイ下部には指紋センサーを搭載