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fossBytesに8月7日(米国時間)に掲載された記事「Top Apple Open Source Projects You Must Know - fossBytes」が、Appleはそれほど宣伝していないが、同社は長期にわたってオープンソースコミュニティと関係を持っており、自社プロダクトのいくつかをオープンソース・ソフトウェアとして公開していると伝えた。AppleはMac OSやiOSをFreeBSDやMachカーネル、Darwinカーネルおよび各種オープンソース・ソフトウェアなどと組み合わせて開発しており、オープンソース・ソフトウェアを積極的に活用している企業でもある。

同記事で紹介されているAppleが支援しているオープンソース・ソフトウェアは次のとおり。

  • Swift - 2014年にAppleが発表した新しいプログラミング言語「Swift」。後にAppleはSwiftをオープンソースソフトウェアとして公開
  • WebKit - もともとKDEプロジェクトの一環として「KHTML」として公開されていたレンダリングエンジン。デスクトップ版およびモバイル版のSafariで活用されている(記事ではWebKitレンダリングエンジンを採用したブラウザとしてGoogle Chromeも取り上げているが、Googleは2013年の段階でWebKitから分離したレンダリングエンジンへ移行している)
  • ResearchKitおよびCareKit - ヘルスケア情報の管理などの機能を提供するアプリケーションの開発を可能とするフレームワーク

Appleはこれ以外にもコンパイラ・インフラストラクチャなどオープンソース・ソストウェアにとって重要なプロジェクトを支援するなど、長期にわたってオープンソース活動を支援している。ここ数年、Microsoftも自社技術の一部をオープンソース・ソフトウェアとして公開するなど、オープンソースのエコシステムを活用する姿勢を活発化させている。