Yahoo! JAPANを運営するヤフーと子会社のYJキャピタルは、両社組成の「YJテック投資事業組合」が、国内外の2つのベンチャーキャピタルが運用するファンドへ出資することを27日に発表。AIやビッグデータ、サイバーセキュリティなどのスタートアップ企業への投資を加速する。

ヤフーとYJキャピタルが5月20日付けで組成した「YJテック投資事業組合」(YJテック)は、ビッグデータやAI(人工知能)、サイバーセキュリティ分野に特化した投資を行う投資ファンドで約35億円を運用している。Yahoo! JAPANが提供する各種サービスへの活用も視野に入っており、ヤフー コーポレート統括本部企業戦略本部総合事業企画室長兼データ&サイエンスソリューション統括本部D&S事業開発室長 谷口博基氏がYJキャピタル YJテック専任パートナーとして就任している。


今回、スタートアップ企業への出資に先立ち、サイバーセキュリティやアナリティクス、ビッグデータ領域に特化した投資を行う米「Data Tribe」社、IT融合領域・デジタルヘルス・バイオインフォマティクス・再生医療の4分野を中心にベンチャー企業への投資を行う「慶應イノベーション・イニシアティブ」の2つファンドへの出資を決定した。

YJテックでは、出資が決まったファンドの他にも、ビッグデータ、AI、サイバーセキュリティ分野に特化した複数のファンドと出資を協議しており、技術が急速に進化・多様化しているデータやセキュリティ領域におけるグローバルなスタートアップ企業への投資を通じて、世界の最先端の知見の活用を目指す。