パナソニック システムネットワークスは(以下、SSJC)、ガンバ大阪の支援及び綜合警備保障の協力の下、市立吹田サッカースタジアムにてウェアラブルカメラと堅牢スマートフォンを活用した新たなスタジアム警備ソリューションに向けた実証実験を6月19日に実施したと発表した。

実証実験では、ICT機器(ウェアラブルカメラ等)を装備した警備員などを競技場内に配備し、異常を検知した場合に、監視設備との連動で事象箇所や状況を迅速に察知。現場のリアル映像を共有することで、より的確で迅速な対処を行おうというもの。

実証実験イメージ

SSJCでは、人の多く集まる場所を狙ったテロ等の凶悪犯罪対策に加え、混雑による雑踏事故への警備強化、さらには急病者などへの迅速対処の実現を目的に、ICT機器(ウェアラブルカメラや堅牢スマートフォンなど)を装備した警備員などと競技場の監視設備を連動させる実証実験を行うことで、事象対処への即時性と的確性を高める効果などについて検証した。

具体的には、はウェアラブルカメラ映像伝送の技術検証と、ウェアラブルカメラの使用感等を含めたシステムの有効性を検証検証した。