ファーウェイ・ジャパンは7月4日、Windows 10搭載の12型タブレット「HUAWEI MateBook」を発表した。7月15日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は69,800円(税別)から。本体カラーとして、ゴールドとグレーの2色を用意する(モデルによってはグレーのみ)。
アルミ素材のボディは、上下左右を対称としたシンメトリーデザインを採用。周辺部にダイヤモンドカットを施し、高級感を演出している。本体サイズは約W278.8×D6.9×H194.1mm、重量は約640gと、同クラスのWindows 10タブレットとしては軽い部類だ。バッテリ駆動時間は、通常使用と連続インターネット使用で約9時間、音楽再生で29時間とされている。12型のIPS液晶ディスプレイは解像度が2,160×1,440ドットで、ベゼル幅を約1cmまで狭くした。NTSC比85%の色域を持つ。
一般向け通販専用モデル(グレーのみ)の主な仕様は、CPUがIntel Core m3-6Y30(0.9GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB M.2 SSD、OSがWindows 10 Home 64bit版で、約500万画素カメラ、USB Type-C×1、ヘッドホン端子を備える。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN(2×2 MIMO)、Bluetooth 4.1+LE、センサー類は加速度、照度、ジャイロ、指紋認証、ホールセンサー。付属品として、USB Type-Cケーブル、USB Type-C to microUSB変換ケーブル、microUSB to USB Type-A変換ケーブルなどが同梱される。店頭予想価格は69,800円(税別)
オプションとして、5点マルチタッチのトラックパッドと1.5mmストロークのキーボードからなる「MateBookキーボード」(税別14,800円、カラーはブラック、ブラウン、オレンジ、ベージュ)、レーザーポインタ付きで筆圧検知2,048段階のスタイラスペン「HUAWEI MatePen」(税別7,800円)、USBポート・D-Sub出力・HDMI出力・有線LANポートをまとめた「HUAWEI MateDock」(税別9,800円)も用意される。
また、一般向けM5モデルは、CPUがIntel Core m5-6Y54(1.1GHz)、メモリが4GBまたは8GB、ストレージが128GBまたは256GBのM.2 SSDだ。店頭予想価格(税別)は、4GBメモリ・128GB SSDのモデルが98,000円、8GBメモリ・256GB SSDのモデルが109,800円。
さらに2016年8月以降には、Intel Core m7-6Y75(1.2GHz)モデルも予定されている。スペック詳細や価格は未定だ。
そのほか法人向けモデルとして、Windows 10 Pro 64bit版を搭載したモデルも用意される。Intel Core m3-6Y30(0.9GHz)モデルの税別価格が86,800円、Intel Core m5-6Y54(1.1GHz)モデルの税別価格が10,800円だ。いずれもメモリが4GB、ストレージが128GB M.2 SSDとなり、そのほかの主な仕様は一般向けモデルと共通。