ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は6月1日、訪日外国人向けフリーWi-Fiアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を利用しているユーザーに、広告配信が行える情報配信サービス「インバウンド・キャッチャー(Inbound Catcher)」の提供を 同日より提供開始すると発表した。

「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」は、訪日外国人が「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリをスマートフォンやタブレットにダウンロードし、位置情報や属性情報の提供を含めた利用規約に同意することで、全国200,000カ所以上のWi2のWi-Fiサービスに無償接続できるサービス。2014年12月にサービスを開始し、2016年3月時点において累計150万ダウンロードを突破している。

「インバウンド・キャッチャー」は、ユーザーが任意に設定するエリア内に滞在している外国人観光客に対して、特売情報やクーポン、お勧め観光スポットなどのコンテンツを「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリ経由で配信して、自店舗等に誘導できるサービス。コンテンツは、言語、国のほか、日本で配信する地域を指定して配信できる。

配信ターゲット設定画面(左)と配信内容入力画面(右)

同社は昨年12月、訪日している外国人観光客の動態をマップ上で可視化する「インバウンド・レーダー(Inbound Radar)」の提供開始している。今回提供を行う「インバウンド・キャッチャー」は、これら企業や自治体向けの企業の情報配信機能を簡易化し、誰でも、手軽に利用いただくことを可能とした、個人向けインバウンド集客サービス。

月額基本料金は2,480円(税別/登録初月は基本料金無料キャンペーン実施中)で、コンテンツ配信は1配信につき別途10円(税別)が必要になる。