シャープは4月21日、4K対応の液晶テレビ「AQUOS US40」「AQUOS U40」を発表した。発売は6月25日で、価格はオープン。

US40は60V型、55V型、50V型をそろえ、推定市場価格(税別)は、60V型の「LC-60US40」が350,000円前後、55V型の「LC-55US40」が300,000円前後、50V型の「LC-55US40」が250,000円前後。

U40は55V型、50V型、40V型をそろえ、推定市場価格(税別)は、55V型の「LC-55U40」が260,000円前後、50V型の「LC-50U40」が200,000円前後、40V型の「LC-40U40」が160,000円前後。

US40シリーズ60V型の「LC-60US40」

US40とU40は、HDR信号に対応した4Kテレビ。同時発表の上位モデル「XD45」と同じく、広色域技術「リッチカラーテクノロジー」を採用している。画像処理回路として、解像度、色域、輝度をコントロールする「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」を搭載。2K放送もアップコンバートすることで高精細に表現する。パネルの表面には、反射を低減する「N-Black」を使用しており、艶やかな黒を再現できる。

US40のみ、消費電力を抑えながら輝度を15%以上(従来機種比)向上させる「リッチブライトネス」技術を採り入れた。スピーカーはともにオンキヨーと共同開発したものだが、US40はサブウーファーとフルレンジスピーカーを搭載した2.1chシステムを採用。U40はバスレフ型スピーカーボックスを使用している。 3基の地上/BS/110度CSデジタルチューナーを搭載し、USB HDDをつなぐと2番組の同時録画が可能。ひかりTVやNetflixなどの4K動画配信サービスも利用できる。

インタフェースはHDMI入力×4、ビデオ入力×1、アナログRGB入力×1、アナログ音声出力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1、USB×2、有線LAN×1など。視聴位置に合わせて画面の角度を左右に調節できるスイーベルスタンドを採用。人工知能を搭載し、ユーザーにおすすめの番組を紹介する「AQUOSココロビジョンプレーヤー」にも対応している。

U40シリーズ55V型の「LC-55U40」