増分バックアップを結合する

増分バックアップであるが、図18のようにバックアップを行う。

図18 増分バックアップ

前回のバックアップから変更のあった分のみをバックアップする。バックアップ量が少ないので、時間もかからない。ただし、途中のバックアップファイルを失うと、それ以降の復元ができなくなる。図18でいえば、2回目のバックアップ(赤)を失うと、3回目のバックアップが存在しても、2回目以降の復元ができない。

長期間、バックアップを継続すると、バックアップファイルが増えていき、管理も大変になる。そこで、AIP 4ではこれらのバックアップファイルを結合(コンソリデーション)する機能を持つ。メニューペインから[イメージ管理]を選択し、バックアップタスクを選択する。増分バックアップを行っていると、一覧が表示される。

図19 イメージ管理

結合したい増分バックアップを選び、右の[結合]をクリックする。図20のイメージの結合となる。

図20 イメージの結合

オプションや優先度を設定し[決定]をクリックする。[完了]で、結合が行われる。

図21 結合中

再度、イメージ管理を表示すると、増分ファイルが1つになっている。

図22 結合後のイメージ管理