オリンパスとパナソニックは2月10日、新たに国内外の5社がマイクロフォーサーズシステム規格に賛同したと発表した。今後、各社はマイクロフォーサーズに準拠した製品を開発していく。新たに賛同を表明した企業は、ザクティ、ナックイメージテクノロジー、Meitu社、Autel社、3db Hardware Technology社。

マイクロフォーサーズシステムは、レンズ交換式デジタルカメラの小型・軽量化をひとつの目的として、2008年に策定された規格。今回発表された5社の加入により、賛同企業は31社となった。

ザクティは、自社開発の画像処理エンジンを持ち、デジタルOEM製品の開発を行っている。本社は大阪府。ナックイメージテクノロジーは、産学官の研究開発分野へ向けた映像計測機器や、映画・テレビ業界向けの映像制作機器を販売を手がけている。本社は東京都。

Autelは、Autel Corporationの子会社で、ドローンの開発や製造を展開。Meituは、スマートフォンやスマートカメラなどハードウェア製品を開発している。3db Hardware Technologyは、画質の高い静止画や動画が手軽に撮影できるSuperSenseカメラを開発したほか、ドローンメーカーやAR・VRメーカーに対して画像処理エンジンモジュールを提供している。Autel、Meitu、3db Hardware Technologyの本社は中国。