マイナンバーの保存と破棄

マイナンバーの保存と破棄については、AOSデータ取締役の志田大輔氏が解説した。

図19 志田大輔氏

マイナンバーの保存はどうすべきか? 最近では、標的型攻撃により、従来のセキュリティ対策で防ぎきれない。つまり、絶対に漏えいしてはいけない個人情報は、PCに保存しないという対策が有効となる。志田氏は、その方法の1つとして、クラウドバックアップの「AOSBOX Business」を紹介した。

図20 AOSBOX Businessを使ったマイナンバーの保管

保管だけでなく、社労士などとの共有もスムーズに行える。破棄については、AOSリーガルテックの「電子シュレッダー」を紹介した。電子シュレッダーは、本誌でも紹介しているので、こちらの記事を参考してほしい。マイナンバーファインダーと重なる機能もあるが、こちらは日々の作業として行うことが多い(マイナンバーファインダーは、月に1回程度で十分)。

図21 デモ会場

電子シュレッダー以外は、個人で購入するにはやや敷居が高い。しかし、マイナンバーの通知も始まり、好むと好まざるとにかかわらずに関わることになる。それにどう対処していくか、それなりのリテラシーが求められているといいえるだろう。参考にしていただければ幸いである。