マピオンは2月1日、法人向け多言語地図APIサービスと、同社独自という位置情報とWebアクセスのログ解析ツールである「loghouse」を利用し、訪日外国人向けビジネスのマーケティングを支援するインバウンド・ソリューションを提供開始した。

多言語地図表示のサンプル

法人向け多言語地図APIサービスでは、英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語の4言語の地図を既存のwebサイト上に導入可能だという。グッドデザイン賞を受賞したという同社の地図デザインはそのままに、案内標識と見比べられるように日本語を併記するなど、訪日外国人を迷わせないデザインを採用しているとのこと。また、住所や駅などのスポットを各言語で検索できる検索APIも提供するという。

同サービスとloghouseを併せて導入することで、訪日外国人のアクセス・ログを容易に収集でき、「いつ」「どこで」「どういったワードで」地図ページにアクセスしたかを解析できる。

loghouseの画面イメージ

同社は、親会社である凸版印刷の観光立国実現に向けた取り組みである「旅道プロジェクト」に参画しているとのこと。同プロジェクトを通じて多様な企業と連携していく中においても、同ソリューションを積極的に拡販していくとしている。