レッドハットは1月25日、PaaS基盤「OpenShift Dedicated」をAWS(Amazon Web Service)東京リージョンで同日より提供開始したと発表した。

「OpenShift Dedicated」は、共有パブリッククラウドでのアプリケーション構築、立ち上げ、ホスティングを行うための製品である「OpenShift Online」を基盤とし、「Docker」コンテナや「Kubernetes」オーケストレーションツールを含んだ「OpenShift Enterprise 3.1」をAWS上にセットアップして提供するサービス。

OpenShift Dedicatedの基本パッケージには、隔離されたシングルテナントと、100GBのSSDベース永続ストレージ、48TBのネットワークiops、およびコンテナベースのアプリケーションをデプロイするための9つのノードからなるリソースプールが含まれている。

システム管理およびセキュリティ制御によって、個々の顧客企業が自社のクラウド環境をカスタマイズし、VPNおよびAmazon Virtual Private Cloud機能を使用して、より安全にアクセスできる。また、OpenShift Dedicatedを使用すると、OpenShift 上で開発/デプロイされるアプリケーションから、Red Hat JBoss Middlewareのコンテナに最適化されたサービス、統合、およびビジネスプロセス機能へのアクセスも可能になる。