外出するときは、目的の施設について調べておいたほうがいい。開館時間や定休日/休館日をチェックし、WEBサイトがあるならば閲覧しておく……事前に情報を確認することによって"ムダ足"を運ぶことがなくなるし、特別イベントの有無や事前予約の要不要もわかる。いきなり訪ねて振られてしまってからでは遅いのだ。

iOSに付属の『マップ』は、その事前チェックツールとして役に立つ。目的の施設名で検索し、施設名が表示されたらタップしてみよう。吹き出しが現れ、自動車で移動した場合にかかる時間が表示される。施設にもよるが、吹き出しをタップすれば電話番号やオープンする時間帯、定休日/休館日、WEBサイトのURLといった情報も確認できる。

その程度だったら知っていると言われてしまいそうだが、「Peek」はどうだろう。3D Touchに対応したiPhone 6s/6s Plusでしか利用できない技だが、目的の施設をタップではなく軽めに押し込むと(Peek)、他のモデルには表示されないメニューが現れるのだ。オープンする時間帯、作業した日が定休日かどうかは施設名付近に表示されるので、いちいち吹き出しを表示する必要がない。

なかでも便利なのは、WEBサイトにアクセスする機能だ。WEBサイトを持つ施設の場合、「ホームページを開く」ボタンがタップ可能な状態で表示されるので、それをタップすればそのままSafariで開くことができる。施設代表番号へ電話したり、ルート案内を開始したりする場合も、いちいち吹き出し画面を開く必要がない。

この機能、ランドマーク施設にかぎらずコンビニエンスストアやガソリンスタンドなどのチェーン店、街の小さなレストラン(「マップ」に掲載されていることが前提だが)にも利用できる。3D Touch対応機のユーザは、ぜひ試してみよう。

操作手順をカンタン解説

1 目的の施設をタップし、現れた吹き出しから必要な情報を引き出すのがオーソドックスな方法だ

2 この画面でも必要な情報がわかるし、電話をかけたりWEBサイトを表示したりできる

3 3D Touch対応機で目的の施設を軽めに押し込むと(Peek)、「ホームページを開く」など利用頻度の高い項目が利用しやすくなる

(提供:iPad iPhone Wire)