Windows Internet Explorer 11

Microsoftは11月23日(米国時間)、「Continuing to make it easier for Enterprise customers to upgrade to Internet Explorer 11 — and Windows 10|Microsoft Edge Dev Blog」において、Windows 7を活用しているエンタープライズカスタマ向けに、Internet Explorer 11やWindows 10へアップグレードしてIEのセキュリティサポートを受け続けるように促した。MicrosoftはWindows 7ユーザーに対し、2016年1月12日までにInternet Explorer 11へアップグレードすることを推奨している。

企業向けに開発されたWebアプリケーションやWebページは特定のバージョンのInternet Explorerを対象として開発されたものが少なくない。そのため、企業内ネットワークではWindowsやInternet Explorerのバージョンアップを積極的には実施しようとしない傾向が見られる。さらに、Windows 10からデフォルトのブラウザがMicrosoft Edgeへ変更されたこともあり、企業ユーザーは新しいバージョンへの移行を従来よりも慎重に検討している可能性がある。

Microsoftは記事において、そうした企業ユーザー向けに「Enterprise Mode」と呼ばれる機能を提供していることを説明。従来のバージョンからWindows 10およびInternet Explorer 11へアップグレードしたとしても、Enterprise Modeを使って特定のバージョンのIEとして動作させることで、企業ユーザーの要求に応えることができるとコメントしている。