これに加えて今後注力していく点としては、IoTのセキュリティを挙げる。デイビス氏は、今後5年で250億個のデバイスが市場に出てくるという予測を引き合いに、これらのデバイスがセキュリティがかかってない状態の場合、さまざまな問題が「パンドラが箱を開けたように出てくる」と警鐘を鳴らす。
こうした課題への対処は、「クラウド対応型のセキュリティをどのように増やしていくか」。IoTデバイスは一般的なセキュリティソフトをインストールすることが難しいため、クラウドを活用したセキュリティがベターだという。
「ゲートウェイデバイスやスマートフォン、IoTデバイスのメーカーと協力して、最初からセキュリティを組み込んでいくといった方法も検討し、多様な端末に対して、それぞれにふさわしいセキュリティソリューションを提供し、インターネットのセキュリティを担保していきたい」(デイビス氏)