新型三脚は自転車にも使われる高剛性素材を採用

携帯に便利な「トラベラー三脚」と「トラベラー一脚」は、堅牢性とユーザビリティが向上。三脚は従来の1型、2型に加えて、よりコンパクトな0型も新たにラインナップに加わった。トラベラー三脚は、0型4段のGT0545Tから、2型4段のGT32545GTまでの4種類で10月29日発売。トラベラー一脚は2型6段のGM2562Tの1種類で11月27日発売。仕様と価格は下図の通りだ。

新トラベラー三脚は4つのサイズで展開

仕様と価格の一覧

脚部分は最新のマウンテニア三脚と同様、より堅牢性の高い「Carbon eXact」チューブを採用し、チューブ径も大きくなっているため、安定性が向上している。こちらの素材は高級ロードバイクのフレームにも使われているもので、剛性の高さは折り紙付きとのこと。

トラベラーGロックというコンパクトなロックにすることで前モデルよりも伸高がアップ。人間工学に基づいたデザインはすっぽり手に収まり、脚を伸ばす際にすべての脚ロックを一度に解除することも可能だ。内部にはOリングが封入されているので、埃の侵入を低減してくれるのもありがたい。

そのほか、交換が可能になった石突、ローアングル撮影に便利なショートポールの標準同梱、携帯性を向上させるストラップも付属している。

Carbon eXactチューブを採用し、剛性を強化した

トラベラーGロックは一気にアンロックが可能

一眼レフ搭載イメージ

新型センターボール雲台とトラベラー三脚がセットになったキットも用意。別々に購入するよりもお得になっている

奥が同時発表のマンフロット「PIXI EVO」。手前は従来モデルの「PIXI」