グレープシティは10月6日、エンタープライズアプリケーション開発のためのHTML5/JavaScript製品「Wijmo(ウィジモ)」の最新バージョン「2015J v2」を9月16日にリリースしたと発表した。

Wijmoは、AngularJSをサポートしたJavaScriptコントロール「Wijmo 5」、jQueryウィジェット「Wijmo 3」、スプレッドシートコンポーネント「SpreadJS」から構成されており、最新バージョンでは、金融系チャートコントロール「FinancialChart」が新たに追加された。

「FinancialChart」イメージ

FinancialChartは、平均足、練行足、カギ足、新値足、カラムボリューム、エクイボリューム、ローソクボリューム、アームキャンドルボリュームの8種のチャートをサポート。株価の視覚化だけでなく、複数のチャート表示による株価の比較や、移動平均線を使用しての分析など、株価チャートに必要な機能を備えており、株取引アプリケーションを、JavaScriptを使用したWebアプリケーションとして、最小限のコーディングで実現可能となっている。

wijmoは、年間定額制のサブスクリプション方式で販売されており、初回費用は、最上位エディションである「Wijmo Enterprise」の1ユーザーライセンスで9万7,200円、1年単位の更新費用は初回費用の40%である3万8,880円(いずれも税込)。