本連載では、iOS 9デバイスを使う方向けに基本的な利用法と知っておくと役に立つ使い方を紹介していきたいと思います。今回は「写真」について。

写真アプリで目的の写真を探すには?

iOS 9の写真アプリは主にインターフェース面の改善が行なわれており、派手な機能はありませんが目的の写真を探しやすく、なおかつ整理しやすくなっています。また、Siriや3D Touchを利用した機能も特徴です。

iOSの写真アプリでは、1年ごとの写真のサムネイル表示「年別」と、期間や場所で区切ってサムネイルの「コレクション」、さらに日付とくわしい場所で区切った「モーメント」の3種類の表示があります。

「年別」で見たい期間のサムネイルをタップすると「コレクション」へ、さらに見たい日や場所のサムネイルをタップすると「モーメント」に移行するので、この3種の表示モードを横断して写真を探すのが従来の方法でした。

しかし、iOS 9ではSiriを使うことで撮影日や撮影場所をピンポイントで検索できるように。「○月○日に撮った写真出して」「○○市で撮った写真出して」と時間や場所を指定してSiriに指示すると、その通りの写真だけ表示します。

他にも、写真アプリの画面下にあるメニューの「アルバム」をタップすると、写真を集めたアルバムが。このアルバムは自分で作成することも可能ですが、使い始めの際でも「セルフィー」「スクリーンショット」「ビデオ」など写真や動画、使用アプリの種類に応じて分類されているので、アルバムから探す方法も実は便利です。

インターフェース周りが変更されたiOS 9の写真アプリ

Siriの使用で写真が探しやすくなっている

「アルバム」ではあらかじめ写真の種類で分類されているので探す際に役立つことも