リコー「THETA S」はボディの前後に搭載されたレンズで360度全方向をワンショットで撮影できるTHETAシリーズのハイエンドモデルだ。撮像センサーとレンズを一新したことで画質が大きく向上。動画はフルHDで連続25分間撮影可能と、従来モデルに比べ飛躍的に性能が高まった。同時にスマホ用アプリも改良され、ライブビュー表示対応などの新機能が追加された。実写を交えてその進化のすごさに迫りたい!
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リコー「THETA S」。予想実勢価格は税込45,000円前後(10月下旬発売予定) |
F2.0の明るいレンズを搭載
ボディカラーはカラフルな弟モデルと違ってツヤ消しのマットブラック1色のみ。これで撮影時にボディの反射光を気にする必要がなくなった。サイズは従来モデルからわずかに大きくなっただけだが、重さは約125gと30gほどアップ。従来モデルの記憶があったためため、ズシリと感じられたが、実際はたいして重くない。ちなみに防滴ケース「TH-1」などの純正アクセサリーは全て弟モデルと共用できる。
レンズは大口径化され、開放絞り値F2となった。最短撮影距離はレンズ面から10cm。撮像センサーは有効約1,200万画素の1/2.3型センサーを2個搭載して出力画素数約1,400万、静止画の最大解像度は5,376×2,688となる
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本体サイドに静止画と動画の切り替えボタンが付き、より素早く切り替えられるようになった。それ以外は従来と同じボタン配置を採用 |
大きくなったレンズ。F2の明るさとなった。センサーもコンデジ級のサイズと画素数に進化した |
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スマホアプリはWi-Fi接続時にライブビュー表示に対応。画像の閲覧、転送、消去、ぼかし加工などが行える |
