米Microsoftは22日(現地時間)、オフィススイート「Office 2016」をワールドワイドで提供開始した。日本でも23日から利用可能になっている。Office 2016は、サブスクリプションサービス「Office 365」のユーザー向けに追加、提供される新しいアプリケーション。同時に、Office 365において、チーム作業向けの新機能と機能強化も行われている。

Sway for Windows 10

Office 2016は、WindowsデスクトップアプリケーションのWord、PowerPoint、Excel、Outlook、OneNote、Project、Visio、Accessなどで構成され、Office 365ユーザーに対して常に最新版を提供。また、Office 2016アプリとして、新たに「Sway for Windows 10」が加わった。Sway for Windows 10は2015年8月に提供が始まったアプリで、テキストや画像といったコンテンツをインタラクティブに追加していくと、デザインを整えたレポートやプレゼンテーションを作れる。

対応OSはWindows 7以降で、Office 365ユーザーはサブスクリプションの一部としてダウンロード可能。自動更新も実施され、個人向けや小規模企業向けのOffice 365サブスクリプションでは2015年10月から、商用ユーザーには2016年の早い時期に始まるとしている。なお、日本市場では「個人向けOffice 2016永続ライセンス版」も予定されており、提供開始日については後日アナウンス予定。