米Appleは9月21日(現地時間)、Apple Watch用OSの初のメジャーソフトウエアアップデート「watchOS 2」の提供を開始した。16日のリリースを予定していたが、開発期間中に見つかったバグ修正に手間取り、リリースを延期していた。

watchOS 2のダウンロードとインストールは、Apple WatchとペアリングしているiPhoneのWatchアプリから行う。watchOS 2のアップデートファイルのサイズは517MB。アップデートを実行するには、Apple Watchの通信圏内にWi-Fiに接続したiPhoneがあり、また50%以上充電されたApple Watchが充電器に接続されている必要がある。

watchOS 2では、マルチカラーモジュラー文字盤が加わり、9つの新しい色やタイムラプスビデオなど文字盤のカスタマイズ機能が豊富になった。コンプリケーション(文字盤での情報表示)がサードパーティのアプリもサポート、タイムトラベル、ナイトスタンドモードなど様々な時計機能を追加する。Siri、アクティビティ、ワークアウト、マップ、友達、ミュージックなど数多くの標準アプリの機能が改善され、またサードパーティもApple Watch上で単体動作するアプリを提供できるようになるなど、Apple Watchを大きく進化させるOSアップグレードである。