優湯生 CV-WA型

象印マホービンは9月10日、断熱層を強化した電気ポット「優湯生(ゆうとうせい)」の新モデルとして、容量2.2Lの「CV-WA22」と3Lの「CV-WA30」を発表した。発売は10月11日。価格はオープンで、推定市場価格はCV-WA22が23,000円前後、CV-WA30が24,000円前後だ(いずれも税別)。

CV-WA22とCV-WA30は、ふたや側面、底部の断熱層を強化することで保温性能をアップし、消費電力を抑えた電気ポット。

日本電機工業会自主基準による測定では、1日あたりの消費電力量はCV-WA22が0.46kWh、CV-WA30が0.56kWh。新電力料金目安単価27円/kWh(税込)で計算した場合、1日あたりの電気代はCV-WA22が約12円、CV-WA30が約15円となる。

部屋が暗くなったり、2時間操作が無かったりすると、保温ヒーターの通電を自動で切る機能を搭載。また、5段階節約タイマー、5段階保温温度設定機能を備える。そのほか、蒸気を外に漏らさない「蒸気レス構造」、本体が傾斜・転倒した際に湯漏れを防止する構造などを採用。

内容器には、湯を弱アルカリ性に変化させ、茶葉からのカテキン抽出を促進する「プラチナフッ素加工内容器」を採用しており、加えて、沸騰時間を延長することでカテキンの抽出量を高める「お茶コース」も備える。

サイズと重量はCV-WA22がW225×D315×H295mm/約3.4kg、CV-WA30がW225×D315×H335mm/約3.6kg。どちらも湯沸かし時の消費電力は1,300Wで、カラーはプライムホワイト。