フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月20日、製品発表会を開催。電動歯ブラシの市場概況や、日本の消費者が抱える口腔内の悩み、そして今回の新しいラインナップ投入に至った背景などが説明された。

オーラルケアは自分の健康のため? 身だしなみのため?

フィリップス エレクトロニクス ジャパン オーラルヘルスケア シニアマネージャー 今野麻木氏

フィリップス エレクトロニクス ジャパン オーラルヘルスケア シニアマネージャー 今野麻木氏によれば、日本の消費者は「歯垢・歯石」「口臭」「歯の変色・着色」という大きく分けて3つの悩みを抱えている。また、「自分自身の健康のために口腔ケアを行う」タイプと「身だしなみとして口腔ケアを行う」タイプに分けられるとも説明した。

これらを踏まえ、自分自身のために口腔ケアを行う層に向けて「ソニッケアー フレックスケアー プラチナ」を、身だしなみとして口腔ケアを行う層に向けて「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」「ソニッケアー ヘルシーホワイト」を開発した。

電動歯ブラシ市場は今後も拡大が見込める、と今野氏

日本の消費者は2タイプに分けられる。それぞれに合わせた製品を展開

歯ブラシで舌ゴシゴシはNG!?

続いて、フィリップス エレクトロニクス ジャパン キーアカウントマネージャー 歯科衛生士 上村泰子氏が登壇し、替えブラシの使い方などについてレクチャーした。アダプティブクリーンブラシヘッドと舌磨きブラシヘッドの追加によって、ソニッケアーの替えブラシは全部で7種類に拡充。それぞれの口腔環境に合わせて適切なものを選べるという。

フィリップス エレクトロニクス ジャパン キーアカウントマネージャー 歯科衛生士 上村泰子氏

今回、ソニッケアーで初めて舌専用の替えブラシが追加されたが、上村氏は「誤った舌清掃は、出血や味覚障害などを引き起こしうるため非常に危険」だと語る。「歯磨きに使った歯ブラシで最後に舌を磨く人が多いが、これはブラッシング時の汚れがそのまま舌に集まってしまうため、汚れを除去するどころか、余計に汚す結果になってしまう。ゴシゴシと力まかせにこすってしまうと、舌乳頭の先端が折れてしまい、出血などにつながる」(上村氏)。

舌磨きブラシヘッドでは、微細な凹凸と音波振動によって舌の汚れを浮かび上がらせ、かき出す。奥から手前にゆっくり動かすことで舌清掃が完了する。

上村氏によれば、白く見える舌の汚れはゴシゴシこすって落ちるものではないそう。むしろこすって落とそうとすると、出血などにつながり危険。舌磨きブラシヘッドを濡らして舌に当て、奥から手前へ動かすことで汚れを浮かび上がらせて除去できる