毎週1冊、iBooksで読める本が無料でダウンロードできる「今週のブック」。期間限定や一部分だけ抜粋した特別編ではなく、本が1冊まるごともらえるのだから、太っ腹です。とりあえずダウンロードしておいてソンは無し! iBooksを初めて使う方も、この機会にぜひお試しください。

今週のブック
『ピアノの森』一色まこと
発行者
講談社

販売元
Kodansha Ltd.

長さ
207ページ

無料で! 今週のブック

今週のブック『ピアノの森』は、1998年から連載が続いている長寿作品です。当初掲載されていた雑誌が休刊になった後、2004年より現在の『モーニング』(講談社)に移籍。休載や不定期掲載をはさみながらも継続され、この8月より最終章が幕を開ける形となりました。

タイトル通り、物語はピアノの才能を持つ少年・一ノ瀬海(カイ)の成長を追うものですが、その出自はかなりワイルド。家の近くにある森の中に捨てられていたピアノで遊びながら育ったという野生の天才児です。カイを育てる師匠となる阿字野先生や、親友でありライバルとなる雨宮修平らも1巻から登場しています。

例えば、グルメ番組に出る料理の味は出演者のリアクションで表現されるように、音の聞こえないコミックで演奏されるピアノの音色は、耳を傾ける人の言葉や表情で表現されます。その豊かな表現力がこの作品の人気の理由なのかもしれません。まだ読んだことのない方も、今から一気読みを始めれば本誌の最終回掲載に間に合うかも!

ピアノの森』一色まこと

(作品紹介)
>> 森のピアノは、その少年を待っていた――。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を抱えていた。

つながり作品

しばらく読んでいなかったけれど、最終章はリアルタイムで読みたい! という方にはこちらのアプリがおススメ。月額500円で最新のモーニングを毎週購読することができます。雑誌を買うと1冊340円(税込)なので、毎週買うなら断然お得な上に、持ち歩きや保管にも困りません。有料登録期間中はバックナンバーも自由に読むことができるので、『ピアノの森』連載再開に一足遅れてしまった人も今からすぐに追いつけますよ!

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(提供:iPad iPhone Wire)