米Twitterは15日(米国時間)、自分のアカウントでログインした記録を確認できる「Twitterデータ」の実装を発表した。現在は、PCサイト版Twitterで利用できる。疑わしいログイン履歴の有無を調べることで、アカウント乗っ取り対策に役立てられる。
「Twitterデータ」は、PCサイト版Twitterのダッシュボード上で、ログイン履歴を閲覧できる機能。表示項目は、ログインに用いたアプリ名、日時、IPアドレス、位置情報だ。こちらで、疑わしいアプリの履歴を発見した場合は、同じ画面内にある「アプリ連携」からログイン許可を取り消せる。なお、IPアドレスから位置情報を割り出すため、アプリを介してアクセスすると、実際の場所とは違う地域を示す。例えば「Flipboard」からのログイン場所は「アメリカ合衆国」と表示される。
Twitterデータの表示方法は、PCサイト版Twitterにログインし、「設定」から「Twitterデータ」を選択。ログイン履歴の他にも、アカウント作成日、登録したメールアドレスや電話番号なども見ることが可能だ。
なお、不審な履歴があった場合は、パスワード変更を行い、「セキュリティとプライバシー」からログイン認証を有効にするよう同社は呼びかけている。