情報処理推進機構

情報処理推進機構(IPA)は7月15日、「Adobe Reader の脆弱性対策について(APSB15-15)(CVE-2015-5093等):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」において、Adobe ReaderおよびAcrobatに任意のコードが実行される脆弱性が存在すると伝えた。細工されたPDFファイルを閲覧することで任意のコードが実行される危険性がある。

脆弱性が存在するプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • Acrobat DC (Continuous Track) 2015.007.20033 (Windows版およびMacintosh版)
  • Acrobat Reader DC (Continuous Track) 2015.007.20033 (Windows版およびMacintosh版)
  • Acrobat DC (Classic Track) 2015.006.30033 (Windows版およびMacintosh版)
  • Acrobat Reader DC (Classic Track) 2015.006.30033 (Windows版およびMacintosh版)
  • Acrobat XI (11.0.11) およびそれより前のバージョン (Windows版およびMacintosh版)
  • Acrobat X (10.1.14) およびそれより前のバージョン (Windows版およびMacintosh版)
  • Reader XI (11.0.11) およびそれより前のバージョン (Windows版およびMacintosh版)
  • Reader X (10.1.14) およびそれより前のバージョン (Windows版およびMacintosh版)

情報処理推進機構は、この脆弱性について危険性が高いと指摘しており、該当するプロダクトを使用している場合は迅速にアップデートを適用するよう呼びかけている。