エレコムは14日、据え置きタイプの無線LANルータとして、IEEE802.11ac対応モデル「WRC-733GEBK-I」と、IEEE802.11b/g/n対応モデル「WRC-300GHBK2-I」を発表した。7月下旬から発売し、価格は「WRC-733GEBK-I」が8,996円、「WRC-300GHBK2-I」が8,305円。
WRC-733GEBK-I
「WRC-733GEBK-I」は、通信速度が最大433Mbps(IEEE802.11ac時、理論値)の無線LANルータ。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯で通信速度が最大300Mbps(理論値)のIEEE802.11b/g/nの両方に対応する。5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド接続も可能。5GHz帯と2.4GHz帯でアンテナを独立させ、安定した通信を可能にするハイパワーアンテナを搭載する。アンテナ本数は5GHz帯が送受信×1本、2.4GHz帯が送受信×2本。
ルータモードとAPモードのほか、伝送距離を延長できる中継器モードと、有線LAN機器を無線化できる子機モードを備える。セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(64 / 128bit)で、ステルスSSIDやMACアドレスフィルタリングも使用可能。無線LANの接続機能はWPSに対応する。
有線LANインタフェースは、Gigabit Ethernet対応LANポート×4基とWANポート×1基を搭載。「ハードウェアNAT」機能などによって、最大940Mbpsの有線LANスループットを実現している。
本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約223g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT、Mac OS X 10.5~10.10。製品には、Android用のセキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の1年間ライセンスを同梱している。
WRC-300GHBK2-I
「WRC-300GHBK2-I」は、通信速度が最大300Mbps(理論値)のモデル。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する。きょう体デザインやそのほかの仕様は「WRC-733GEBK-I」とほぼ共通。アンテナ本数は送受信×2本。本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約231g。