冷凍した丸いパンも、芯までふわふわ

冷凍されたパンにも挑戦してみた。コストコでおなじみのディナーロールは、36個入りで498円(税別)という安さと、ほんのりと甘くてふわふわした食感が人気だが、その量の多さから冷凍して保存する人も多い。

しかし、コロンとした丸いカタチのため、そのままトースターに入れると表面は真っ黒に焦げてしまい、なおかつ中は凍ったまま……ということも多い。

BALMUDA The Toasterのガイドブックには、冷凍のパンを焼く場合は「通常より1分ほど設定時間を長めにするだけ」とあるのだが、このように厚みがあるものでは無理そうだ。「クロワッサンモード」の焼き方で5分加熱したが、芯は少し凍っていた。そこで、8分間じっくり加熱してみた。すると、表面は焦げずに、中までしっかり温まって、ふわふわに焼きあがった。

カチコチに凍った丸っこいパン。中心はどうなる?

ふわふわ! ただし、ちょっと長めに加熱する必要がある

解凍などの手間もなく、みごとにおいしさがよみがえった。手間をかけずにこんなにおいしく焼きあがるのは嬉しい。

いつものパンがおいしくなる!

パン屋で買ってきた高級パンはもちろん、スーパーなどでよく見かける、ごく一般的なパンが、BALMUDA The Toasterによって格段においしくなるのには驚いた。トースターで焼くと痩せてパサパサになってしまうような安い食パンでも、BALMUDA The Toasterで焼き上げると、小麦の香りが際立ち、さっくりとした食感に生まれ変わる。

BALMUDA The Toaster自体の価格が比較的高いということもあり、有名店で買うような高級パン用にチューニングされていたら悲しい……と思っていたのだが、そんなことはなく、むしろ安い価格帯のパンがとてもおいしく仕上がったことに感動。ぜひ試してほしい。