東芝は12日、SeeQVault対応のmicroSDHCカード新製品「MSV-RW」シリーズを発表した。発売は13日。価格はオープンで、店頭予想価格は16GBモデルが税込4,300円前後、32GBモデルが税込8,100円前後。

「MSV-RW」シリーズ(32GBモデル)と、同梱のSeeQVault対応microSDカードリーダ

録画したテレビ番組などの動画をメモリカードなどの記録媒体に保存するためのコンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応したmicroSDHCカード。同梱のSeeQVault対応microSDカードリーダに挿し込み、ブルーレイディスクレコーダーなどのSeeQVault対応機器にUSB接続することで、著作権コンテンツをSDカード内に保存できる。また、カードリーダをSeeQVault非対応のスマートフォンに接続した場合でも、SeeQVault対応アプリをインストールすることで、SDカード内のコンテンツをスマートフォンで再生できる。

主な仕様は、インタフェース規格がUHS-I、最大読み出し速度が40MB/秒、最大書き込み速度が13MB/秒、UHSスピードクラスがUHS Speed Class 1、SDスピードクラスがClass 10。本体サイズはW11×D1.0×H15.0mm、重量は約0.3g。

SeeQVault対応microSDカードリーダのインタフェースはUSB 2.0で、コネクタはmicro-Bに加え、Type-A用変換アダプタも付属する。電源はバスパワー駆動。本体サイズはW26.0×D7.9×H59.0mm、重量は約12g。