パナソニックは5月29日、筋力トレーニング機器「ひざトレーナー EU-JLM50S-K」を発表した。人間の動作と電気刺激を融合させた「ハイブリッドトレーニング」を行える。発売は8月21日で、希望小売価格は税別148,000円だ。
EU-JLM50S-Kは、久留米大学医学部 志波直人主任教授を中心とした研究グループが研究を進めてきたハイブリッドトレーニングと、パナソニックのセンシング技術を融合させた筋力トレーニング機器。太もも部分に巻き付けて使用する。
ウォーキング初心者向けの「いきいき歩くコース」、ウォーキングしながら効率よく筋力アップできる「歩いて筋トレコース」、スクワットとももあげを組み合わせて行う「家で筋トレコース」、運動をしないときの筋力維持を目的とする「座って刺激コース」、ももあげのみを行う「ももあげコース」の6コースを持ち、コンディションに合わせてコースを選択可能だ。
「歩いて筋トレコース」では、動作時の脚の動きをボディモーションセンサーが検知し、歩行時に伸びる筋肉(拮抗筋)を電気刺激で収縮させ、筋肉に負荷を与える。これによって、ただ歩くだけでは鍛えるのが難しいひざ周り前後の筋肉を効果的に鍛えられるという。
「いきいき歩くコース」では、筋肉を鍛えるだけでなく、着地時にひざ周り前後の筋肉に電気刺激をかける。ひざ関節に負担のかかりやすい着地時に電気刺激を与えることによって、筋肉を安定させながら歩けるとしている。
サポーターのサイズは幅565×高さ325mm、操作器のサイズはW60×D30×H125mm。重量はサポーターが左右それぞれで170g、操作器が130g、電極ユニットが145g。約2時間でフル充電される。