ネオキャリアとSHIFTは4月13日、ITエンジニアの人材スコアリングの事業において業務提携することに合意し、エンジニアのスキルを測定する「エンジニアスキル検定」をリリースすると発表した。

ネオキャリアの子会社のアクサスは、顧客の経営課題や業務課題を解決するためのソリューションを提案・実行するなかで、エンジニアが適正単価で就業する環境を提供しづらいことや、関係者間での情報連携の難しさが成約率の低下に影響していることを課題視していた。

一方、SHIFTは、同社が提供するサービスの一環である「ヒンシツプラットフォーム」で、人材マッチング事業を推進中。同社では以前から、判断基準を統一するために、数値による求職者のスキルの可視化について検討を進めていた。

両社は、これらの課題の解決を目的とし、人材スコアリングの事業において業務提携。エンジニアのスキルを測定する同検定をリリースした。

同検定は、SHIFTが自社雇用向けに開発し、これまでに約2万人が受験したテストエンジニアのスキル測定をする「CAT検定」の運営で培ってきた「スキル可視化」および「検定運営」の仕組みを応用。国内に約100万人いるといわれるエンジニアをターゲットに、エンジニアスキルのスコアリングを行い、スキルデータを蓄積・分析していくという。