パナソニックは3月31日、ブルーレイディスクプレーヤー「DMP-BDT170」と「DMP-BD85」を発表した。発売は5月22日。価格はオープンで、推定市場価格はDMP-BDT170が15,000円前後で、DMP-BD85が11,000円前後(いずれも税別)。

「DMP-BDT170」(上)と「DMP-BD85」(下)

DMP-BDT170とDMP-BD85は、コンパクトサイズのBDプレーヤー。DMP-BDT170は4Kアップコンバートやネットワークなどに対応したモデルで、DMP-BD85はそれらの機能を省略したスタンダードモデルだ。

DMP-BDT170は、LAN端子を備えておりネットワーク機能を搭載。2015年秋に国内で提供開始される予定の映像配信サービス「NETFLIX」にも対応する。ただし、NETFLIXの視聴には別途NETFLIX社との契約が必要だ。そのほか、Youtubeや、デジタル写真管理ツールのPicasaなどを利用できる。

DMP-BDT170は「お部屋ジャンプリンク」機能も備える。同社のブルーレイディスクレコーダー「DIGA(ディーガ)」で録画した番組を、ホームネットワーク経由で視聴可能だ。お部屋ジャンプリンクはDLNAに準拠しているので、DLNAに対応したサーバーに保存されたコンテンツも同様に再生することができる。

そのほか、DMP-BDT170はBDの映像を4K/24pにアップコンバートする機能、3Dディスク再生機能などを搭載。なお、DVDなどの映像をフルHDにアップコンバートする機能は、DMP-BDT170だけでなくDMP-BD85にも搭載されている。

2製品とも出力端子はHDMI×1、音声出力×1。その他の接続端子はDMP-BDT170がUSBポートとLANポートをそれぞれ1系統、DMP-BD85はUSBポート×1系統となっている。光学メディアはBDとDVD、CDに対応。なお、BDXLとDVD-RAMには対応していない。USBフラッシュメモリに保存したコンテンツも再生できる。

再生可能なファイル形式はJPEG/MP3/WAV/FLAC/WMA/AAC/MKV/MP4/MPEG-2/ALAC/DSD(5.6MHz/2.8MHz)/MPO。本体サイズと重量はDMP-BDT170がW312×D180×H43mm/1kgで、DMP-BD85はW245×D175×H385mm/0.8kg。