米Twitterは3月26日(現地時間)、スマートフォンから簡単にライブ動画を配信できる「Periscope」の提供を開始した。
PeriscopeはiPhoneアプリ「Periscope」(iOS 7.1以上)で使用する。[Broadcast]ボタンを押すとPeriscopeのフォロワーに配信が通知される。Periscopeの放送開始と同時に生放送のリンクがツィートされるように設定することも可能。TwitterのフォロワーはPeriscopeアプリまたはWebで視聴する。逆に特定の人にだけに配信するプライベート放送も用意されている。
視聴者は放送を見ながらハートを付けたり、コメントを書き加えられる。ハートをたくさん獲得したPeriscope放送は「Most Loved」リストにランクされる。終了した放送は保存され、終了後24時間は視聴者がリプレイできる。
Periscopeは、スタートアップだったPeriscopeが開発していたもので、今年1月にTwitterがPeriscopeを買収した。Twitterを利用したライブ動画配信サービスというと、SxSW Interactive (3月13日-17日)で注目された「Meerkat」というサービスが急成長していたが、Twitterが同社のソーシャルグラフをMeerkatが利用するのを制限して議論が広がった。TwitterがPeriscope提供の準備を進めていたのが理由と見られている。