パソコンやスマートフォン、タブレットでインターネットを安全に利用するために欠かせないのがセキュリティ対策だ。有料から無料まで、さまざまなセキュリティソフトが提供されているが、実際のところ、それらの製品にどのような違いがあるのかはわかりにくい。そのため、「無料だから」や「一番売れているから」といった価格やイメージで製品を選びがちだが、はたしてセキュリティソフトの選び方がそれでよいのだろうか。

本稿では、セキュリティソフトを選ぶ上で気を付けたいポイントを見ていくとともに、どのようなセキュリティソフトの選び方が適切なのかを改めて考えてみたい。

セキュリティソフトで最も重要なのは?

セキュリティソフトを選ぶ際に、何を最重要視すべきかを考えるには、まず、そもそも何のためにセキュリティソフトをパソコンに入れるのかという原点に立ち返る必要がある。セキュリティソフトを利用する目的は、コンピュータウイルスなどの脅威から自身の端末を確実に守ることだ。

すると、最重要視すべきはセキュリティソフトの性能だと言うことができる。つまりパソコンに侵入しようとしている脅威をしっかりと検知し、駆除できるかという防御力の高さに加え、動作の快適さやスキャンの速さに注目する必要がある。とはいえ、各製品のWebサイトなどを見るだけでは、どの製品が客観的に最も優秀なのかは判断しづらいため、第三者機関による公平な評価や性能比較などが一番の判断材料になるだろう。また、ユーザーの満足度の高さも忘れずにチェックしておきたいポイントだ。

つまり、セキュリティソフトを選ぶ上で重視すべきポイントは、以下の3点だと言える。

1.強さ(検知性能の高さ)
2.軽さ/速さ(システム負荷の軽さ/スキャンの速さ)
3.満足度(ユーザー満足度)

それではこの3つのポイントについて、定番セキュリティソフトの「カスペルスキー」を例に確認していきたい。

・強さ(検知性能の高さ)について

ひとつめは、検知性能の高さ、すなわち「強さ」だ。こちらはユーザー自身が検知性能を見極めるのは難しい。よって、第三者機関の評価を参考にするのがよいだろう。例えば、世界的に権威のあるテスト機関のAV-Comparativesが世界中で販売されているセキュリティソフトを比較テストしている。ちなみに同機関が2013年に実施したウイルス検出率の比較テストでは、カスペルスキーが唯一、検出率100%という結果を出し、検知性能の高さを証明。2011年から4年連続で"最高評価(Top Rated)"を獲得している。

ウイルス検出率の比較では、カスペルスキーがトップに(AV-Comparativesのテスト結果をもとにグラフ作成)

・軽さ/速さ(システム負荷の軽さ/スキャンの速さ)について

続いて「軽さ/速さ」だ。日常的に使うセキュリティソフトは、システム負荷の軽さやスキャンの速さにもこだわりたいところ。前述のAV-Comparativesが実施した、セキュリティソフトがシステムにかける負荷を比較したテストでは、カスペルスキーが最小ポイントとなり、負荷が小さいことが示された(ウイルス対策ソフトが動作していない状態を"ゼロ"として、日常的に行う作業時にシステムにかかる負荷をポイントで算出)。

システムにかかる負荷は、カスペルスキーが最小という結果に(AV-Comparativesのテスト結果をもとにグラフ作成)。カスペルスキーでは、ウイルスをしっかりと防ぎながらも、システムにかかる負担を低く抑えることで、ファイルのダウンロードやソフトのインストールも快適に行えるという

さらに、カスペルスキーはスキャンが高速で、ウイルスチェックをストレスなく行える。加えて、2回目以降のスキャンでは、変更のあった箇所のみをチェックするため、スキャン時間を大幅に短縮できる。実際に、2014年2月に発表された角川アスキー総研のスキャン速度の比較テストでは、他社を抑えて最速を記録し、スキャンの速さが証明されている。

スキャン速度の比較でも、カスペルスキーが最速を記録(角川アスキー総研のテスト結果をもとにグラフ作成)

・ユーザー満足度について

最後はユーザーからの評価「満足度」だ。第三者機関の評価以外にも、一般ユーザーからの評価もチェックしておくとよいだろう。カスペルスキーはユーザーの満足度も高く、防御力の高さ、動作の軽快さ・スキャンの速さ、使いやすさの総合面において、92.1%のユーザーが「満足」と評価しているという(同社調べ)。

無料のセキュリティソフトで大丈夫?

次に、セキュリティソフトは無料と有料のどちらを選ぶべきか、という点について考えたい。セキュリティソフトでは、OSに組み込まれているものや無料のソフトも多く公開されているため、「無料ソフトで十分では?」「セキュリティソフトにお金を使いたくない」と考えている人もいるかもしれない。

しかし、無料のセキュリティソフトの場合、一般的に搭載されているのはウイルスの検知・駆除機能のみ。ファイアウォール機能や迷惑メールのブロック機能、オンラインショッピングやバンキングの安全を守るネット決済の保護機能など、対応していない機能が多数存在する。また、有料ソフトと比べるとウイルスの定義データベースの更新頻度が劣っているケースもあり、最新の脅威への対応スピードには疑問符が付く。

カスペルスキーと無料のセキュリティソフトの機能比較

さらに、サポート体制がなく、アフターケアがないことも無料のセキュリティソフトのデメリットだ。万が一、不具合が起きた場合には、基本的には自力で解決するしかないため、初心者ユーザーにとってはハードルが高いと言える。

セキュリティソフトにお金を使うのがもったいないからと無料ソフトで済ませ、そのことによって情報漏洩やフィッシング詐欺などの被害に遭っては元も子もないと言える。重要な情報や財産を守る上では、無料ソフトではなく、有料のセキュリティソフトでしっかり対策するのがよいだろう。

セキュリティの総合力で選ぶなら

「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」

前述の通り、セキュリティソフトを選ぶ上で重視すべき、強さ、軽さ/速さ、満足度という3つのポイントを兼ね備えたソフトと言えるのがカスペルスキーだ。同ソフトの最新版「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」では、Windows/Mac/Androidというマルチプラットフォームに対応し、複数のデバイスのセキュリティを1本で守ることができる。

同ソフトでは、強さ、軽さ/速さといった総合防御力に加え、最新のネット犯罪への対策にも力を入れている。金銭搾取を目的としたフィッシングサイトや偽ショッピングサイトの対策では、警察庁と連携して、詐欺サイトへのアクセスを自動でブロックする機能(危険サイト対策)を搭載。また、最近よく話題に出る身代金要求型ウイルス対策機能(不正ロック対策)や、同ソフト独自のWebカメラのぞき見防止機能など、新たな脅威にスピーディーに対応しているのが特長だ。

警察庁との連携で詐欺サイトへのアクセスを自動でブロック

初心者でもわかりやすいシンプルな操作画面もカスペルスキーの特長

さらに、カスペルスキーではサポート体制も充実しており、365日電話やメールで相談・問い合わせが可能。そして同ソフトの画面はシンプル設計の分かりやすいユーザーインターフェースになっており、初心者でも直感的に操作することができる。初心者から上級者まで幅広く安心して使えるのがカスペルスキーの特長と言えるだろう。