センチュリーは25日、最大4台までのHDDやSSDのデータを同時に消去できるデータ消去ツール「これdo台ERASE (KD25/35ERS)」を発表した。2月下旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は138,240円前後。

「これdo台ERASE (KD25/35ERS)」

使用イメージ

PCに接続することなく、HDDやSSDのデータを消去できるツール。同時接続台数は4台で、消去が終了したドライブを交換し、次々と内容を消去できる「非同期消去機能」を搭載。消去速度は最大130MB/sと高速なので、効率良くデータ消去を行える。

消去アルゴリズムは、クイック消去 / フル消去 / セキュア消去 / DoD消去(3回消去) / DoD消去(3回消去)+コンペア / 7回消去を用意。消去だけでなくコピー機能も搭載し、1台のHDDの内容を最大3台までのHDDに同時コピーできる。

作業ログを残す機能も新たに搭載しており、USBメモリを接続することで作業ログをテキストデータとして出力できる。ログ保存件数は30,000件。付属の専用プリンタを接続すれば、ドライブの型番 / 容量 / 消去開始時間 / 終了時間などの印刷も可能。専用プリンタは熱転写式のレシートプリンタで、幅50mm / 直径50mmまでの感熱ロール紙を使用できる。

IDE-SATA変換アダプタと専用キャリングケースが付属。インタフェースはSATA 3.0Gbps×4。USBメモリ接続用のUSBポート×1。本体サイズはW195×D95×H31mm、重量は約720g。専用プリンタの本体サイズはW92×D92×H111mm、重量は約250g。