マイボイスコムは2月10日、映像配信サービスに関するアンケート調査(第4回)を実施し、その結果を発表した。

調査は、「MyVoice」のアンケートモニターに対して、インターネット調査(ネットリサーチ)で1月1日~1月6日の期間に実施されたもの。回答者数は11,294名。

それによると、ここ1年間で、HuluやGyao!など、テレビ番組や映画等をインターネット経由で、有料/無料で配信する「映像配信サービス」の視聴経験は35.9%、ここ1年間での視聴経験は23.5%という結果になったという。

直近1年間で利用した映像配信サービスは、「GyaO! Presented by Yahoo!JAPAN(無料版)」(47.9%)が最も多く、2位以下を大きく上回った。男性30代では「DMM.com動画」が2割で、他の年代より多くなっているという。

直近1年間の映像配信サービス利用者が、ダウンロードした映像を視聴した機器は、「ノートパソコン」(47.4%)が最も多く、「デスクトップパソコン」「テレビ」「スマートフォン」と続く。2013年と比べて、「スマートフォン」「タブレット端末」は増加、「デスクトップパソコン」は減少しており、若年層では「スマートフォン」が多く、女性20・30代では「ノートパソコン」に続いて2位となっている。男性30代では、「デスクトップパソコン」が最多だという。

直近1年間での映像配信サービスの視聴頻度 出典:マイボイスコム

直近1年間で利用した映像配信サービス 出典:マイボイスコム

今後、映像配信サービスを有料で利用したいかを全員に聞いたところ、「利用したい」「まあ利用したい」は計8.3%、「利用したくない」「あまり利用したくない」(計73.0%)を大きく下回った。利用意向は、男性20代で2割強、週1回以上の利用者で3~4割みられる。また、有料コンテンツ利用者では7割弱、無料コンテンツ利用者では2割弱となっている。最頻利用サービス別にみると、『Hulu』『DMM.com動画』『BIGLOBE動画』で各6割前後と、他の層より多くなっている。