マウスコンピューターは10日、写真の保存や管理、編集用途に特化したデスクトップPC「MDV For Photo」を発表した。23日の発売を予定し、標準構成での価格は税別219,000円から。
「MDV For Photo」は、写真のデータ取り込みや保存、レタッチ、カラーマッチングにフォーカスしたデスクトップPC。USB 3.0対応のカードリーダを標準で搭載するほか、高速SSDと大容量HDDを組み合わせたストレージ、3.5インチHDDリムーバブルベイなどを備える。また、Adobe Photoshop Lightroom 5を標準でプリインストールする。
ベースモデル「MDV-GZ7000S-DP」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K (4.0GHz)、メモリがPC3-12800 32GB、ストレージが240GB SSD(Intel 530) + 3TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750 1GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別219,000円から。
上位モデル「MDV-QX7000B-DP」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K (3.3GHz)、メモリがPC4-17000 32GB、ストレージが240GB SSD(Intel 530) + 2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620 1GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別269,000円から。
また、どちらのモデルにも「Adobe RGB」のキャリブレーションに対応したEIZO製24.1型ディスプレイ「EIZO CX241-CNX」、CX241用遮光フード「CH7」、色評価用蛍光灯スタンド「Z-208-EIZO」、広色域印刷に対応したキヤノン製プリンタ「PIXUS PRO-10」とのセットプランを用意する。
「MDV-GZ7000S-DP」と上記周辺機器のセットモデル「MDV-GZ7000S-DP-PP」は税別429,000円から、「MDV-QX7000B-DP」とのセットモデル「MDV-QX7000B-DP-PP」は税別479,000円からで販売する。なお、マウスコンピューターでは、自宅など実際にPCを使う環境光に合わせて最終的なカラーマッチングとプリンターの調整を行う出張メニューも 用意するという。
なお、今回発表された「MDV For Photo」は、2015年2月12日から15日にパシフィコ横浜で開催される「CP+ 2015」で展示やデモンストレーションを行う。展示ブースなどの詳細はマウスコンピューターのWebサイトを参照してほしい。