Facebookは14日、ビジネス向けの新サービス「Facebook at Work」のテスト運用を一部のパイロットパートナーを対象として開始した。パイロットパートナーであればApp StoreとGoogle Playを通して、同名の専用アプリをダウンロードすることで利用できる。

「Facebook at Work」イメージ

「Facebook at Work」は、Facebookのツールを利用して、企業の従業員の繋がりをサポートするビジネス向けの新サービス。従業員は所属する企業のニュースフィードを受け取ることができるほか、同僚などとグループを作成し、メッセージのやり取りなども行える。アカウントを作成した時点では、全社員に共有される設定になっているが、公開範囲を狭める共有設定を行うことも可能だという。

「Facebook at Work」にて使用するアカウントは、通常のFacebookとは異なったものとなり、個人のFacebookとは完全に分離されている。そのため、従業員の間でシェアされた情報は、社内の人々のみアクセス可能となっている。2つのアカウントは結びつけることもでき、その場合は同一のユーザー名/パスワードを使用して切替えることができる。

今後は、パイロットパートナーからのフィードバックを通じて、開発を進めていくという。また、「Facebook at Work」のさらなる詳細については、数カ月以内に発表するとしている。

(記事提供: AndroWire編集部)