米Intelは6日(現地時間)、米・ラスベガスで開催中のInternational CESにて、ウェアラブルデバイスに向けた小型モジュール「Intel Curie」を発表した。2015年後半の出荷を予定する。
「Intel Curie」は、ウェアラブルデバイス向けに開発された小さなボタンサイズのモジュールで、32bitの「Intel Quark SE SoC」のほか、384kBのフラッシュメモリ、80kBのSRAM、バッテリ充電機能、独自のパターンマッチング機能を備えたDSP、6軸の加速度センサ、ジャイロスコープを搭載する。
コインサイズのバッテリからの電力供給でも長時間駆動を実現し、ソーシャルメディアからの通知を受けたり、運動量の測定などを行うような常に電源が入っている状態のデバイスに適しているという。
IntelではリアルタイムOSを含む、「Intel Curie」向けの開発キット「IQ Software Kits」を提供するとしている。