カシオ計算機が提供している無料のiOSアプリ「レジカメ」。その名の通り、写真と値段を一緒に記録するカメラアプリです。お買い物ダイアリーと銘打っていますが、どんなシーンで活用できるのでしょうか? 実際に試してみました。

使い方はとてもカンタンです。まずはアプリを立ち上げて対象物を撮影。フィルター効果によって実物よりも美しい写真に仕上がるのが嬉しいポイントですね。

記録される写真は正方形。その範囲に対象物が写るようにしてシャッターを切ります

色や明るさが自動で調整されてオシャレな写真に

金額を入力してテンキーを左にフリックすると、カテゴリ選択画面になります。12個のアイコンが用意されていて、「グルメ」「ファッション」「雑貨」など、見た目でパッと選べるようになっています。カテゴリ分けしておけば、いつ何を買ったか、タイムライン上でカテゴリごとに分類することができるのです。

あとはタイトルやコメントを入力するだけ。GPS機能によって、位置情報も自動で保存されます。さぁ、こんな感じで、どんどんお買い物記録を増やしていきますよ。

イメージとして12個のアイコンが用意されていますが、どう使うかはユーザーの自由。「このアイコンは何にしよう?」とワクワクします

位置情報を一緒に記録してくれるのが便利。GPS機能を使わずに、マップや地名などから位置を入力することも可能です

家計簿が苦手な主婦にもオススメ!

まずは、オーソドックスにお買い物の記録として使ってみましょう。最近は家計簿アプリも多く出ていますが、大雑把な性格の筆者はなかなか馴染めません。でも、「レジカメ」なら商品の写真を撮って金額を入れるだけ。カテゴリごとに、その月に使った合計の金額を表示されるので、カンタンに家計を管理することができるのです。

また、筆者はネットショッピングを多用していて、同じ商品を買いたいのにどこの通販を利用したか思い出せないことが良くあります。そんなときも写真に利用した店名をコメントしておけば、すぐに探し出せます。

その月に使った金額がカテゴリごとに計算されるのが便利。家計簿のような細かい分類はできないけれど、ざっくりと家計を把握したいという人にピッタリ

「こんなもの買ったよ!」とSNSで自慢したくなります

お気に入りの雑貨や美味しかったグルメを、写真で振り返る楽しみもあります。TwitterやFacebookで情報を共有できるのも嬉しい機能です。

レジカメは、マイ通貨(普段使う通貨)として円・ドル・ユーロの3種類、「使用通貨」(旅行先の現地通貨)は15種類に対応していて、為替ルートがリアルタイムで反映されます。これなら、海外でも思い切って買い物が楽しめますね。

旅先で「これって円だといくら?」とすぐに計算できるのは助かります