ソニーは20日、10.1型のAndroidタブレット「Xperia Z2 Tablet」に新機能を追加するソフトウェアアップデートを発表した。対象機種はSGP512JP、SGP511JP。
主な新機能として、ハイレゾ音源のヘッドホン出力や、専用アプリ「PS4 Remote Play」を使ったPlayStation 4(PS4)のリモートプレイ、「カメラ」アプリの機能強化、ホームスクリーンレイアウトの変更などが予定されている。また、OSがAndroid 4.4.4にアップデートされる。
PlayStation 4のリモートプレイでは、「PS4 Remote Play」を使いPS4本体、Xperia Z2 Tablet、ワイヤレスコントローラーをWi-Fiで繋ぐことで、PS4のリモートプレイが可能となる。また、「カメラ」アプリでは、スタンプを表示させたままで撮影できる「ARファン」や、音声を写真に追加する「Sound Photo」、Wi-Fi経由で他の機器のカメラ機能も利用し複数のアングルから撮影できる「マルチカメラ」機能などが追加される。
ホーム画面のデザインでは、従来横8個×縦7個の最大56個のアイコン設置が可能だったところ、アップデート後は横7個×縦5個の最大35個と縮小。また、ホーム画面の下段に表示されているアイコンが固定となり、左右にスワイプした場合でも常時表示されるようになる。
このほか、50音かな順入力の追加や「Lifelog」アプリの追加なども行われる。アップデートは2014年11月下旬に提供予定。