2014年11月12日、LINE株式会社は商業施設内特化ナビ「LINE Maps for Indoor」をリリースしました。まずはAndroidスマホ(Android OS 4.0以上)での利用が可能となり、今後はiPhone用のアプリも公開する予定です。

この「LINE Maps for Indoor」は10月9日に行われた「LINE CONFERENCE TOKYO 2014(以下、LINEカンファレンス)」の中で発表されたアプリ・サービスの1つ。通常の地図アプリとは異なり、ショッピングモールやデパートなどの商業施設のナビゲーションに特化しています。

東京エリアを中心とした39の商業施設で利用することができ、今後、対応施設は拡大していく予定。なお、現在、利用できる商業施設は以下の通りです。

渋谷ヒカリエ / SHIBUYA109 / 東急ハンズ 渋谷店 / 東急プラザ 表参道原宿 / ルミネマン渋谷 / 東急百貨店 渋谷・本店 / Bunkamura / 東急プラザ 渋谷 / 渋谷PARCO / 東急百貨店 渋谷駅・東横店 / 新宿タカシマヤ / 東急ハンズ 新宿店 / Flags / ルミネ新宿 ルミネ1 / ルミネ新宿 ルミネ2 / ルミネエスト新宿 / 東京ミッドタウン / 赤坂Bizタワー / 東京タワー / 東急プラザ 赤坂 / 日本橋三井タワー / コレド室町1 / コレド室町2 / コレド室町3 / コレド日本橋 / 銀座ベルビア館 / ルミネ有楽町 ルミネ1 / ルミネ有楽町 ルミネ2 / 日本橋タカシマヤ / 東急ハンズ 池袋店 / 東京交通会館 / 松坂屋上野店 / ダイバーシティ東京 プラザ / 町田ジョルナ / さいか屋 横須賀店 / さいか屋 藤沢店 / 横浜赤レンガ倉庫

使い方は?

アプリを起動すると対応している近くの商業施設が表示されます。その中から自分がいまいる、もしくは気になる施設をタップします。すると選択した施設の地図が表示されます。現在、選択した施設内にいる場合は、自分がいる場所も地図上にマーカーで示してくれます。

続いて目的の場所やフロアが決まっている・分かっている場合は、画面上部にある検索バーに店舗名やキーワードを入力。フロアを調べる場合は、右下にあるフロアナンバーの表示をすることで、各階の地図を確認できます。

また建物内のカフェや化粧室などの設備から探したい場合は、検索バーに何も入力せずタップ後、設備アイコンをタップして確認するのが便利です。目的に応じた店舗・設備だけが表示されるので、フロアマップを1つ1つチェックしなくて済みます。

目的の店舗を見つけたら「ルート案内」をタップすることで、目的地へのナビゲーションを開始します。なお、本アプリは「Indoor」に特化しているため、屋外にいる場合、その現在地からは目的地へのナビゲーションをすることはできません。

ただし、目的とする施設の情報を確認することができ、また店舗の営業時間や問合せ番号などは確認することができるので、飲食店などを利用する場合は事前に確認してから現地に向かうのが良いでしょう。

施設に到着したら再度アプリを起ちあげ、目的の店舗・設備を選択。「ルート案内」をタップすればナビゲーション画面が表示されます。

「ルート案内」で表示された画面の地図部分をタップすると、画面上に大きな画面で地図が表示されます。自動回転機能はありませんが、ピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小ができ、画面上に指をコンパスのように動かせば画面を回転させることもできます。

面白いのがUI。ナビゲーションで表示された画面のルートに表示された矢印そこへ導くかのようにアニメーションで流れていきます。進行方向がどちらなのかが分かりやすく、また、画面上部のプルダウンをタップすることで、文字による案内も表示。これなら地図を読むのがちょっと苦手という人も、フロアにある店舗名を確認しながら進むことができるでしょう。

大型商業施設にいると、自分が今どこにいるのかを把握するのは困難かと思います。まだ施設数が少ないですが、今後充実してくることで、施設内にある店舗案内版を確認しなくても容易に目的地へ辿り着くことができることでしょう。

記事提供:gooスマホ部

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