米Googleは3日(現地時間)、Androidの「Googleカレンダー」アプリをリニューアルした。Gmailとの連携機能を強化し、予定リストを新デザインに変更している。Android 5.0 Lollipop向けにリリースするほか、Android 4.1以降のデバイスでも動作し、数週間以内にGoogle Playからアップデートできる。主な新機能は下記の通り。

Gmailからイベントを自動で反映する機能を追加

  • Gmailからのイベント入力

飛行機の予約やホテルの予約など、イベント(予定)に関する日付や予約時刻などが記載されたメールをGmailで受信した場合、自動的に飛行機の予約番号やチェックイン時間など、イベントの内容がカレンダーに反映される。飛行機の遅延情報なども自動的に更新される。

  • アシスト機能

アシスト機能では、同行者や場所、時間などのイベント入力時に効率的にイベントを登録できる機能。例えば同じ友人と頻繁に同じ公園へランニングへ行くという場合、r-u-nと入力しただけで、上記の内容がサジェストされ、マニュアルでのイベント入力が素早く行える。

  • デザインの変更

予定リストを表示する際、テキスト表示に加え予定と関連する写真やイラスト、地図などを表示する「スケジュール・ビュー」を新搭載する。イメージの表示により、タブレットやスマートフォンを一目見ただけで手軽に予定を視認しやすいことがメリットとなる。

予定リストにはイラスト・写真などが表示される