VOYAGE GROUPの連結子会社となるadingoは10月14日、同社の提供するSSP(Supply-Side Platform)「Fluct」において、ファンコミュニケーションズが提供するターゲティング・アドプラットフォーム「nex8(ネックスエイト)」と接続したと発表した。

「Fluct」と「nex8」接続イメージ

「Fluct」は、提携する複数のアドネットワークやDSP(Demand Side Platform)、純広告などさまざまなWeb広告の中から最も収益性の高い広告を配信し、提携メディアの広告収益最大化や広告効果の向上を図る広告配信プラットフォーム。

2010年10月にサービスを提供開始し、5000以上のメディアに導入されているほか、国内主要アドネットワークを含む30社以上のアドネットワークと連携するという(10月14日時点)。

一方、「nex8」は、さまざまなターゲティング手法を提供することで広告配信を最適化する、広告配信プラットフォーム。既に接続が完了しているスマートフォンアドネットワーク「nend(ネンド)」では、月間約600億以上の在庫を保有しており、RTB(Real Time Bidding)での配信も可能だ。

今回の接続により、「nex8」を利用する広告主は、「Fluct」が提携する5000以上のメディアへの広告配信を実現し、より最適なメディア・ユーザーに、適した価格で広告配信を行うことができるようになる。

また、「Fluct」と提携するメディアは、さらに多くの広告在庫の中から、最も収益性の高い広告を効率的に掲載することができるようになり、広告収益の増加を図ることができるという。