説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneが忙しさを察してくれるってホント?」という質問に答えます。

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確かに、iPhoneは持ち主の"忙しさ"を察してくれます。「カレンダー」に登録されたイベントのうち、操作時点の次の日(明日)に到来するものが一定数を超えた場合、通知センターの「明日」に表示されるメッセージに変化が現れるのです。メッセージは明日予定されているイベント数に応じていくつかのパターンに変化するため、自分の忙しさを客観的に知ることもできます。

通知センターの「明日」に表示されるメッセージは、明日のイベントが7件までは特に変化ありませんが、8件になると「明日は忙しそうです」という書き出しに変わります。

それが10件になると、書き出しは「明日は忙しい1日になりそうです」になります。ただし、10件でも「明日は忙しそうです」と表示されることもあり、その基準には不明な部分もあります。

明日のイベントが14件を超えると、メッセージの書き出しは「明日はやることがたくさんあります」に変化します。イベントがそれ以上の場合は確認できていませんが、iPhoneが「カレンダー」のイベント数に応じて通知センターに表示する内容を変えていることは間違いありません。これをもって「iPhoneが忙しさを察してくれる」というのはやや大げさですが、無機的になりがちな通知センターに"潤い"を与える効果があることは確かでしょう。

明日のイベントが10件のとき、通知センターの書き出しは「明日は忙しい1日になりそうです」となっています

明日のイベントが10件のとき、通知センターの書き出しは「明日はやることがたくさんあります」に変わりました