メニューボタンを押すと、画面内にメニューの一覧が出てくる。「しゃべってコンシェル」が追加されていたり、アイコンの並びに微妙な違いがあったりはするものの、全体的にはよく似ている。インターフェースやスペックは上がっても、中身は6年前と同じなのだろうか。

ボタンの下キーを押すと……

と思いきや、ボタンの下キーを押したときの仕様が変わっていた。F706i(2008年)だと電話帳が開くのだが、F-07F(2014年)だとアプリのアイコン一覧が出現するのだ。これはちょっと文章では説明しにくいのだけど……。

よく見るとここにも

要するにこのホーム画面の下部に見えているアプリアイコンの続きが、画面をスクロールすることで表示されるというわけ。スマホでも縦にフリックでスクロールするタイプの機種があるが、あれと似た感じである。

「dマーケット」や「地図アプリ」、「電卓」や「バーコード」など、ベーシックなアプリがそろっている。じゃあさっきの「メニュー」もこちらに移動してアプリっぽくしてしまえばいいと思うのだけど、そこまで変えると既存ユーザーが混乱してしまうのかもしれない。ただ、メニューが二つあるというのは、やっぱりちょっとややこしい気がしないでもない。